クチコミに惑わされないように
インターネットがすっかり普及して、いろんなものの評判を目にすることができるようになった。
本が出版されればamazonでレビューがつき、ゲームや映画、飲食店だって、たくさんのレビューがつき点数が付けられる。
おかげで自分で体験する前にある程度の商品の質が予測できるようになった。便利便利。
評価の高い飲食店に初訪問するときとか、やっぱ期待は高まるしわくわくするし、俺たちの生活を豊かにしてくれる仕組みなのだなあ、とか思ったりもする。
けれど、あまりこういったレビュー・クチコミ評価に踊らされすぎるのももったいないとも思うわ。
だいたい人の好みっていうのは案外バラバラなものである。
海老が大好きな人も入れば、苦手な人もいるし。好みの女の子のタイプだって、人によってバラバラだ。
だから、クチコミ評価があまり高くないからって手をつけないのは勿体無い気がする。
その中にも自分にはめっちゃマッチするものって、たくさんあると思うのだ。
もうひとつ。
たとえば同じ映画を観ても、自分ではそこまでオモシロイと思ってないくせに、クチコミ評価が高いものだと「ああ、やっぱ面白かったな」って思ったり、その逆とか、そんな心理ってあると思うのだ。
みんながいいっていうものは、きっといいものなんだなって思ってしまう心理。
やっぱり何か勿体無いよなあ。
先日、クチコミでの評判がそんな高くなかった「チャーリーとチョコレート工場」を観て、でも思ってたよりずっと楽しめた自分がいて、そんなことを強く思ったのでした。
そういや、アリス・イン・ワンダーランドも評価の割りに、俺は面白かったし、他人の評価なんてやっぱりそんなもんなんだな。