無酸素BLOG

意味なんてねーよ、意味なんて

【AGA】プロペシア物語

かつてはギャル男日記というブログでナンパブログをやっていた、なんちゃってギャル男の俺も、いまや40代のいいおっさんと化してしまった。おっさんともなると、あれだけ直毛でピンピンしていた髪の毛は、ゴムのようにへろへろになり、抜け毛も日に日に増えていく。

別にハゲという領域に差し掛かるほどの進行はしていないのだけれども、生え際の両サイド、いわゆるM字の部分の後退はなにげなく気になるレベルに近づいていた。

眉尻の上辺りの髪と髪の隙間が気になるようになり、これは早いうちに対策を打っておいたほうが、のちのち「ヤバイ」と思った頃には手遅れになりかねんと思い立った俺は、このコロナのリモートでいろいろと考える時間が増えたこともあり、かつてハゲにまじで効くと噂のプロペシアについて調べることとなった。

岡崎も愛したというプロペシア

俺は海外サッカーが好きなこともあり、サッカーの2ちゃんまとめブログを日々チェックしていたのだけど、去年、岡崎を話題にしたスレのまとめ記事で、岡崎の髪がフサフサになっているという話を目にしたのだ。

そこでは「プロペシアはガチで効く、俺もフサフサになった」という話が飛び交っていた。ハゲについてのスレッドならステマ的なことも疑るのだけれど、サッカースレで出るくらいだ、本当に効く薬なのだと当時の俺は確信して、Evernoteにメモしたものだ。

厚生省が認めるA級のハゲ薬

先日、その話を思い出した俺は、プロペシアについてもう少し調べてみることにした。すると、プロペシアは厚生省がAGAの薬をAクラスにランク付けした2つの薬のうちのひとつだということがわかったのだ。その2つの成分こそが、フィナステリドとミノキシジル。フィナステリドを主成分とした薬がプロペシアで、ミノキシジルを主成分とした薬がリアップ。リアップは水谷豊がCMしている薬局で買える、頭皮に直接つけるやつね。

プロペシアは毛根を太くする

厚生省がAクラスに認定するこの2つの成分、何が違うのか。プロペシアに含まれるフィナステリドは、毛根を太くして抜けにくくする作用がある。もともとは前立腺肥大症を抑える成分で、男性ホルモンを抑制する効果があるらしい。ハゲってのは、男性ホルモンが過剰に働きすぎておこる減少らしいんで、男性ホルモンを抑制することでこういった効果があるみたい。

一方、リアップに含まれるミノキシジルは、新たに死んだ毛根から毛を生やす作用があるようだ。

この2つの作用を見比べて、俺はふと思い出した。そういえば俺はだんだん残尿感が強くなってきてて、これって前立腺の肥大が原因なんじゃないかと心当たりがあったことを。

だいたい、まだAGAがそんなに進行していないんで、既存の髪の毛の抜け毛が抑えられれば、全然十分だという状況なので、俺はフィナステリドが含まれるプロペシアのほうが自分に合っていると考えたのである。

プロペシアの金額はクリニックによって異なる

ということで、プロペシアの入手方法と金額を調べてみると、どうやら国内正規品のプロペシアは、クリニックで処方してもらわないと入手できないということが判明した。海外の輸入品をネットで購入することはできるみたいだけど、やっぱ身体に関わる薬なので、ちゃんと日本人にあった国内正規品じゃないと不安だ。

ということで、入手できるクリニックを調べていくうちに、クリニックによって金額がぜんぜんかわることがわかった。1万円くらいするクリニックもあれば、それ以下のクリニックもある。

そして、もっと有益な情報は、プロペシアジェネリック医薬品がいくつかあるということだ。ジェネリック医薬品というのは、最初に開発した薬には「独占的販売期間」という先行者メリット的な期間があって、それが過ぎると他の製薬会社が同じ成分で後発商品を開発できて、そのことを指す。

後発商品は、最初の製品よりも安く販売されるので、同じ成分なのに安く手に入れることができるという、すばらしいものなのだ。

プロペシアジェネリックだと、安いところだと4000円を切る金額で入手できる!なんて素晴らしいんだ!それを知った俺は、さっそくクリニックに足を運ぶ決意をしたのであった。

つづく。